イベント用グッズについて

こんにちは。

丸田ししゅうの丸田です。

 

連日とろけるような暑さですね。

屋内での作業がメインのお仕事ですが、たまに工場間を移動したり

倉庫での作業をする時は汗だくになってしまいます。

屋外で作業されている方は本当に大変だと思います。

 

さて、夏といったら音楽フェスに行かれる方も多いのではないでしょうか。

実際に今週には当社スタッフも有給休暇をとってフェスに参加していました。

夏フェスの暑さも屋外作業に負けず劣らずの気温と熱気がすごそうですね。

 

今回は夏フェスをはじめ、そういったイベント関連と刺しゅうグッズの兼ね合いについて解説してみようと思います。

興味がありましたら最後まで御覧になってくださいね。

 

 

消費型のイベントについて

音楽フェスに限らず、博物館だったりアウトドアだったりイベントというものはそこかしこで開かれていますよね。

花火大会やマルシェも立派なイベントです。

 

しかし、全てのイベントでグッズを販売するわけではありません。

イベントは大きく分けると消費型と体験型の2つがあると思います。

 

私が住んでいる栃木県小山市では最強ラーメン祭というわりと大きいイベントもあるのですが

そこではラーメンを食べに行くのが目的であり、ラーメンの為にお金を使いますね。

 

これは最強ラーメン祭が消費型のイベントだからで、ラーメンを食べたら満足してしまうことでしょう。

キッチンカーやハンドメイド作家さんが出店するマルシェもそうです。

消費が最終目的なので、行って買い物をしたらそこで終わりです。

 

 

体験型のイベントについて

一方、体験型のイベントというものもあります。

プラネタリウムとか、アイドルが町にやってくるとか、恐竜の化石を展示するとかが該当すると思います。

もちろん先述の音楽フェスもこちらに該当します。

 

これらはもちろんチケットを購入して入場するわけですが、お客さんの視点からすると

非日常の世界を体験することにお金を使うわけですね。

 

しかしイベントを主催する側の立場になって考えてみれば

まず、来場してくれるお客さんを集めないことには話にならないので

入場のチケット代はあまり高価に設定していないことも多いです。

中には入場無料なんていう体験型のイベントもあるから驚きです。

 

しかし当然ですがイベントを開催するには収益が必要です。

赤字になるとわかっているイベントは誰も主催したいとは思わないでしょう。

 

そこで登場するのがグッズの存在です。

入口は低価格にしておいて、会場に入りやすくして

イベントの内容でファンを増やして

出口付近でグッズを販売し、収益を確保する。

というのが体験型イベントの構造になっていると思われます。

 

もちろんキャンセル待ちが起きるような超人気イベントであれば

チケット自体に価値が出るので、グッズが無くても収益は確保できるかもしれないですが

グッズがあれば加速度的に利益を増やすこともできます。

体験型のイベントには規模に関わらずグッズはあるに越したことはない、というのが私の見解です。

 

グッズ製作の判断について

さて、じゃあグッズを作ってみようと主催者側の気持ちになってみましょう。

グッズで更なる収益アップを狙うにしてもじゃあいきなり10万個作ろう、とはならないですよね。

 

グッズを製作するにも元手となる資金が必要になりますし

作りすぎて売れなかった場合、在庫を抱えてしまうというリスクも付き物です。

 

なのでまず1つの理想としては売れる分だけ作りたい、という発想がでてきます。

が、どのくらい売れそうかというのはイベントの知名度や宣伝、魅力にも大きく左右されるので

ベストな数量というのはイベント毎に異なるので、我々メーカーから言えることはありません。

 

1000個作って売り切れることもあれば、10個作っても半分しか売れなかったということもあるでしょう。

販売する側としては過去の実績から適正な数量を見定める必要があります。

 

ただ買いたいという方がいるにも関わらず、欠品していて消費者の手元にいかない

というのは非常にチャンスロスになってしまうので、売り切れる目安の数量から

+5~10%程度は多めに作っておくことが理想の状態と設定するお客様は多いです。

グッズ製作の費用について

それとグッズ製作するにあたって外せないのは価格の話ですね。

まず、大前提として数量を多くすればするほど製作費は安くなることです。

これを専門用語でボリュームディスカウント(=VD)と呼びます。

 

価格の根拠としては、数量が多いほどそれだけ大型の機械で作業ができるので

より短時間で多くの数量が生産できる為、安くできるという理屈になります。

 

逆に小ロットの場合は小型の機械で少しずつ生産するのですが

1時間、もしくは1日あたりにできあがる数量はどうしても少なくなるので

その分単価が高くなります。

 

 

刺しゅうの機械というのも大型から小型、もしくは専門性の高い特殊なものまで、幅広いバリエーションがあり

会社によっては大型の機械しか持っていないので100点以上からしかやらない

逆に小型の機械1台しか持っていないので、大口は受けられないといったことは多々あります。

 

そんな中、丸田ししゅうでは刺しゅうの機械を小型、中型、大型とまんべんなく所持しており

業者さんから一般の方まで幅広く対応できるのが強みとなっております。

 

また、ボリュームディスカウントに関しても

1~9点

10~19点

20~29点

30~49点

50~69点

70~99点

100点~

と刻んでいっているので、あまり規模の大きくないイベントグッズ製作でも

20点にするか30点にするかで悩むことができます。

 

ちなみに丸田ししゅうでは、現在夏フェスで販売予定の帽子3000個を作成しており

小ロットも大ロットも刺しゅうグッズを作る際はご相談頂ければ幸いです。

 

 

まとめ

グッズ製作に関して解説させて頂きましたが、いかがでしょうか。

何をするにもリスクとリターンというのはつきまといますが

我々としてはご注文頂いた方の

①グッズ販売の収益による金銭的なリターン

②愛着あるロゴやキャラクターを刺しゅうで表現することによる精神的な満足

が最大化すれば我々としても嬉しい限りです。

 

当社インスタグラムアカウントにて、イベントやグッズの紹介もできますので

グッズ製作をご検討の方は一度連絡を頂けると幸いです。

 

お見積りは下記より宜しくお願い致します。

 

 

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