オリジナルポロシャツの製作

こんにちは。

丸田ししゅうの丸田です。

 

今回はポロシャツと刺しゅうの相性の良さについて、解説していきます。

そもそもポロシャツとは?

襟のついたトップスのことで、カジュアルにもフォーマルにも着ることができます。

 

製造業や飲食店でのユニフォームとして選ばれることも多く

お出かけ着として選ぶ方も多いマルチに活躍する衣服です。

 

 

 

ポロシャツは素材という視点で大きく分けると2つの種類に分かれます。

①ポリエステル100%

②綿100%

③綿・ポリエステル混合

 

です。

それぞれの特性について少し触れていきます。

 

①ポリエステル100%

こちらはよく見るポロシャツの素材で最も一般的なタイプかと思います。

ドライポロシャツとも言われることが多く、撥水性や通気性に優れています。

着心地がサラっとしていてシワになりにくい人気の素材です。

 

吸水力のある衣類で大量の汗をかくと、冷えの原因になったり

身体が重くなったりするので、汗を吸うのではなく

汗をかかないようにするというコンセプトがしっくりくるかと思います。

 

UVカット加工がされているものもあり、スポーツシーンや

屋外活動で活躍が期待されるタイプになります。

 

ただ工事現場や建築作業などをする際は何かに引っかけて割けてしまったり

最近流行りの焚火などでは火の粉で穴が開いてしまうというデメリットもあります。

 

②綿100%

綿100%ポロシャツの特長としてはなんといっても抜群の吸水力です。

火や裂傷にも強く、綿独特の質感が魅力ですが、全体的に柔らかくなるので、特に襟部分がよれやすく

Tシャツなら問題ないのですが、ポロシャツとしてはあまり一般的ではないかもしれません。

 

当社でも綿100%のポロシャツの取り扱いはありません。

 

③綿・ポリエステル混合

綿・ポリエステルの両方を一定の割合でミックスした生地は

上記ポリエステルと綿の良いとこどりをした素材と言えます。

 

吸水力もあり、熱や裂傷にも耐えることが可能です。

ただ通気性に関してはポリエステル100%に劣るので

屋内作業や普段着使いとして使用するのがお勧めです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

ここまで各素材の特長をお伝えしましたが、次からは当社でご用意ができる

お勧めのポロシャツを紹介していきます。

 

①ポリエステル100%

00302-ADP 4.4オンスドライポロシャツ

 

 

 

厚み・仕様ともにベーシックなポロシャツです。

同じ料金でポケット付き(=00330-AVP)にできるのも魅力です。

価格もお手頃なので、会社用として複数枚着用する際にお勧めのポロシャツです。

 

2020-01 or 2020-03 4.7オンス スペシャルドライカノコポロシャツ

 

 

 

ポリエステル100%でありながら鹿の子編みの生地で毛羽や毛玉になりにくく

抜群の乾きやすさとシワになりにくさを兼ね備えたポロシャツです。

00302-ADPよりも本体価格が上がりますが、その分高機能なので

価格よりも快適さを重視する場合にお勧めのポロシャツになります。

 

③綿・ポリエステル混合

00191-BLP ベーシックラインポロシャツ

 

 

 

襟と袖に異なる色のラインが入ったポロシャツです。

スポーツ用というより、オリジナルアパレル製作や普段使い用としてお勧めのデザインです。

 

刺しゅうポロシャツは左胸に3cm×3cmくらいの大きさで

ワンポイントで入っていることが多いですが、

ラインの色と合わせることで無地のポロシャツより断然色が映える形になります。

 

 

いかがでしたでしょうか。

ポロシャツと刺しゅうの相性の良さが伝わりましたら嬉しいです!

 

最後になぜポロシャツに刺しゅうをお勧めするのかという点に触れておきます。

ロゴを再現するだけならプリントでも良いですよね。

 

でもなぜポロシャツに刺しゅうを入れるケースが多いのか。

それは分析すると2つの理由が考えられます。

 

1つは既に述べたようにポロシャツは襟が付いているので

カジュアルな場でも着用されますがビジネスで着用する場合も多いということです。

 

仕事着として着用するとなると、1週間の間に何度も同じものを着ることになります。

そうなると当然、洗濯回数も増えるので、それだけ加工した部分は

痛みが激しくなっていきます。

 

オリジナルユニフォーム製作においてはロゴをプリントで再現する方が

一般的かもしれないですが、洗濯をすると色が薄くなったり

プリントが剥がれてきてしまったという声も多少ながら聞こえてきます。

(=現在はプリント技術が進歩しているので、そのようなことは減ったのかもしれません)

 

 

刺しゅうは洗濯堅牢度が高く、丈夫なレーヨンの糸で再現していくので

たくさん洗濯をしてもロゴが剥がれるということはほぼありません。

 

ほつれていっちゃうんじゃないの?という最もな疑問もありますが

よっぽどのことが無い限りはほつれていくということはありません。

むしろ洗濯時に水気を吸うことで糸が膨張してほつれにくくなります。

 

 

また刺しゅうでロゴを表現すると、糸による光沢感、立体感を

衣類に付与することで高級感が生まれ、製品としての価値が1ランク上がります。

 

これは企業イメージを重んじる上では非常に重要なファクターになり得ます。

 

いつも着用する衣類を用いて、企業名を周知しながら

高級感のある刺しゅうのロゴが第一印象として入ってくるのです。

 

 

オリジナルアパレルにおいても同じことが言えます。

 

Ralph Lauren、FRED PERRY、Arnold Palmer….

有名ブランドのワンポイントポロシャツには必ずといっていいほど刺しゅうが採用されています。

刺しゅうを入れることで高級感が増し、よりブランドロゴが引き立つことを知っているからです。

 

プリントの方がロゴはきっちり再現できるのは間違いないでしょう。

刺しゅうは糸で表現するので、多少は崩れたり文字が潰れたりもします。

 

でも耐久力・高級感という付加価値を考えれば

オリジナルポロシャツを刺しゅうで製作することのメリットがよく見えてくるのではないかと思います。

 

当社の企業理念は「刺しゅうで事業に貢献」です。

刺しゅうでオリジナルユニフォームの製作に携わり、企業価値を底上げして

企業イメージの向上や集客などに貢献できればこれほど嬉しいことはありません。

 

もし刺しゅうに興味がでてきた、という方は下記よりお問い合わせ下さい。

国内工場にて短納期・低価格にてオリジナルユニフォームを製作します。

 

お問い合わせする

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930