こんにちは。
丸田ししゅうの丸田です。
最近当社の活動が少しずつ認知されてきたのか、刺しゅうを入れたいというお問い合わせを頂くことが非常に増えてきました。
当社に依頼される方、会社様をパートナー様と呼称しておりますが、パートナー様は大きく分けると3つのタイプに分かれます。
①自分や家族の為に刺しゅうを入れたい
②チームで着用するユニフォームとして会社や団体のロゴを入れたい
③刺しゅうを入れたTシャツやタオルを販売したい
1個ずつ解説していきます。
①個人・家族の為
こちらは例えば学生服の名入れだったり、還暦のお祝い等のプレゼントとして
1点だけ作って欲しい、という場合がほとんどです。
自分でデザインしたロゴを自分で着たいという方もいたりで、地元の方が多いですね。
②チームや会社の団体ユニフォームとして
作業服やポロシャツなど、仕事用に会社ロゴを入れて着用したいという場合で、
ご依頼頂く件数でいうと最も多いです。
インターネットの普及により全国からご依頼を頂くこともあり、アイテムは当社で用意することもあれば自分で購入したものを持ち込む場合もあります。
③販売用グッズとして
持ち込み、もしくは当社で用意した無地メーカーのTシャツやポーチ等に刺しゅうを入れて販売したい場合です。
今回はこちらを掘り下げていきたいと思います。
最近は販売する為にグッズを作りたい、という個人の方からのお問い合わせが急増しています。
要因としては、BASEやstores.jp、shopifyなど、誰でも簡単にネットショップを開業できるようになったので
自分でデザインしたオリジナルアパレルを販売する方が増えているのだと思います。
もちろん本業としてグッズ販売をしている団体様やアーティストの方もいて
プリントよりも刺しゅうで作ったらどうだろう、という発想になるのは当社としては非常にありがたい限りですね。
それでは販売を目的として最近グッズ製作をした方を少し紹介していきたいと思います。
(グッズ製作を検討してるけど、製作元がバレたくないので紹介して欲しくないという方は紹介しませんのでご安心を)
パートナー様① muty様
渡良瀬遊水地に生息するコウノトリの刺しゅう入りタオルを販売する為にお問い合わせ頂きました。
タオル自体も栃木県小山市の特産品であるヨシの葉で染めてあるこだわりぶりで
コウノトリに興味を持ってもらう為の、本業としてのグッズ製作という形になります。
打ち合わせ時にだいたいのイメージを教えて頂き、当社デザイナーがイラストに起こしたデザインにて刺しゅうを行いました。
数量:タオル100枚
当社を知ったきっかけ:市内の事業者の紹介
パートナー様② イトウヘアーデザイン様
愛知県にある美容室です。
もちろん本業はカットですが、イラストやロゴを入れたオリジナルグッズ販売を元々行っていたようです。
当社SNSの投稿を通じて、刺しゅう加工に興味を持って頂いたという嬉しい体験で
再現度を高める為、最初のご要望よりも少し大きめのサイズになりましたが
結果、製品のクオリティに関してとても満足頂きました。
本業であり、副業でもあるケースですね。
数量:Tシャツ65枚 トートバッグ12枚
当社を知ったきっかけ:Instagram
パートナー様③ sturgis&co.様
前述の通り、BASEというアプリを使ってオリジナルアパレル販売を展開している方です。
これまでもプリントTシャツなど製作されていたようで、刺しゅうキャップにも興味を持って頂き、LINEにてお問い合わせを頂いたのが始まりです。
表現方法や配色パターンは悩まれていましたが、希望していたアーバンフィットというキャップはポリエステル100%で、とても薄く、あまり複雑な柄を入れると柄がゆがんだりする可能性をお伝えし、線のみで表現してはどうかと提案させて頂きました。
趣味の延長ということなので、本業が別にあり副業という形で販売しているのだと思います。
数量:OTTO 2点、United Athle 10点
当社を知ったきっかけ:Google検索
いかがでしょうか。
皆さん共通しているのは決して大規模に展開しているわけではないということです。
よく少量で申し訳ないのですが。。。
と前置きされる方がいるのですが、本業であろうと副業であろうと皆さまのオシゴトに貢献する為に当社は存在しているので、数量ではなく刺しゅうグッズを販売することで、どのくらいリターンが見込めるのかという点に注目して欲しいと思います。
もちろん一度にたくさん製作した方が加工の単価を下げることができるので、このデザインなら売れると自身を持っているのであれば、一度になるべく多く作った方がお得です。
仮にグッズ販売の売れ行きが好調で追加で製作依頼したいというお話を受けても、作業のスケジュール上急ぎで対応できない場合があります。また送料も2回分発生してしまったりで、結果的には損になりますので。
ここで少し戻って
②チームや会社の団体ユニフォームとして依頼を頂いた方の分がちょうど今仕上がったので、折角なので紹介させて頂きます。
パートナー様④ 宮田農園様
とうもろこしとトマトを中心に栽培している結城市内の農家さんです。
弊社の前に設置している看板を見て数年前から興味を持っていたとのことで、ご家族の方が描いたイラストで刺しゅうを入れて欲しいというご依頼を頂きました。
当社の場合、専門のデザインソフトは持っていない方からのご依頼を頂くことも多いですが、そこは臨機応変に対応します。
エンピツ描きはNGですが、左の写真のようにペンでしっかり書いてあり、配色パターンも具体的にわかれば、イラストレータでのご入稿より割増になるということはありません。
数ある加工の中から刺しゅうグッズを選んでくださったという事実に応えられるよう、可能な限りハードルを低く設定しています。
もし刺しゅうグッズに関心がありましたらお見積りフォーム、またはLINEやInstagramよりメッセージを頂ければと思います。